Mamari Days...

19時45分。

あれ？今夜はもうすぐ寝そう。。。

ってことは20時半には寝ちゃうかも？！

そうしたら、あれとこれとあれが出来るかも！

ついでにDVD観る時間も残ったりして！

と母は妄想しつつ、息子の歯をみがき、本を読み、電気を消して、
準備をすすめる。

全部終わった。

電気も消した。

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なーのーにー。

暗闇で「ふぅ〜ん」とか言いながらごろごろしてる彼。

「ぶぅーっしっ」とか謎の音を発しながらごろごろしてる彼。

妄想が膨らんだ後なだけに、イライラがたまる。

おいっ。寝ろっ！

とか言っても寝ないわけで、

それどころか「あ！ママ起きてる〜♪」と言わんばかりに寄って来ちゃう。

こんな時、いつも対応に困る。
笑顔でもう少し付き合ってあげられたらいいのに、そううまく気持ちを切り替えられないし。。。

だから今夜はカラオケナイトにしてみた。

直接構ってあげないけど、構ってる風。

で、子守唄ではなくて好きな歌をひたすら歌う。

「アーティスト特集」にしていたはずが早々に行き詰まり、

同じ年代特集にかわったり。

別の曲を歌いはじめたのに終わる頃にはさっきの歌にかわっていたり。（不思議すぎる！）

そうやって思いだしながら歌う時、思いだす一番古い情景は小学校5、6年生の頃のラジオでカウントダウンジャパンを録音しながら聴いていた週末。

一曲を全部流してくれないのが不満だったなー！

その後は歌番組を録画して何回もみたり。

青春時代そのものの曲たちが今子守唄になって復活。

これって私の母から続いてること。

曲名もアーティスト名も知らないし、普段はまったく何のフレーズも出て来ないのに

「懐かしの！」みたいな番組で流れるフォークソングを自然に歌える私。

ということは将来息子は、「それが一番大事」とか歌えちゃうのかしらん！

あらためて歌詞に注目するといいこと言ってるーと再確認できたりして楽しい。

難点は、歌詞がフルでわからないこと。

まぶたに歌詞が浮かんだらいいのに！

さて、そんな母の作戦。

特に絶大な効果を発揮するでもなく、

ひたすら歌い続け、やっと寝たのは21時45分。

あーーーーー。