2014年10月16日
タイムマシーン
探し物をしている。
「コドモがさわるからつけたいコンセントカバーのネジ」
と
「給付金の申請書」
どちらも早急に手元に欲しいのに...一体どこに?
探しているうちに家族、親戚からの手紙がまとまってでてきた。
今年伯母から来たもの、昨年伯母や叔母や妹からきたもの、そして中学生になる私に宛てた北海道の祖母からのものまで!
もう一人の祖母は「字が上手じゃないから」とおっくうがって手紙は書いてくれないけれど、やっぱり「その人」が見える自筆はいい。
だから、買い物のリストをいつもレシートの裏に縦書きにしていた祖母のリストをこっそり母からもらいました。宝物。
そして出て来た古い手紙には、
「大きくなってうれしいこと」
「中学生になって卒業したら札幌に遊びに来てくれるのを楽しみにしていること」
が書いてあった。
妹と二人で夏に行ったこともあったけれど祖母との時間は短かったんだよな。
いとこの結婚式で行ったこともあるけれど、そのときの祖母の記憶はないんだよな。
でもとても長生きした祖母。
なのに若くて好き勝手だった時期の私はあえて北海道まで会いにいったりしなかったんだよな。
あ〜あ。って思う。
もっと小さい頃に送った手作りの何かをずっと壁に飾ってくれていたとあとから聞いたときと同じ気分。
時間は戻らないんだよ。
こういう時にとても感じる。
これ以上同じことを繰りかえしてはいけない、とも。
今日みつけた、どの手紙も私や家族を気遣ってくれたりと優しさにあふれていた。
このやさしさに少しでも答えていけるようにならなくては。
祖母の手紙の最後には「毎日シャシンをみているよ。 又ね」とある。
さらに一行空いての結びが、
「ババァより」
!!!!!
ババァ?!
バァバではなく?
(そんな風に呼んでいなかったけど)
案外ファンキーな人だったのかもしれない。
やっぱり手紙ってすてき。
10年以上前に妹が買って来たハロウィンのカボチャ。
何となく風情が出て来た。
時間は大事。
Happy Halloween